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ギター弾きの恋のtoのレビュー・感想・評価

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)
3.6
ウディ・アレン作品もたぶん23作目。
とにかく音楽はすべて良かった。
脚本はウディらしさのストーリー。
ご本人もご出演なさってます。
若い頃に書いた脚本で本当はご自分で演じようと考えて、そのままになっていたのだそうです。
世界で2番目?のギター弾きのラブストーリーが素晴らしいギタージャズミュージックで彩られています。
口のきけない相手役のサマンサ・モートンの印象的なカットがいくつも。ベットでギターを弾いたときの表情。車のタイヤを替えさせられているときの表情…
このほかにも作品各所に記憶に残るカットが散りばめらているように感じましたがいかがでしょうか⁇
主役のショーン・ペンとサマンサ・モートンはアカデミー主演男優賞、助演女優賞にそれぞれノミネートされ、作品自体も評判が良かったそうです。

が…私としてはちょっとなんだか足らなかった感が。
音楽、キャストも良かったけど、ストーリーにユーモアもセンスも感じたけど、
うーん、私がこれまでウディアレン作品に期待してた哲学っぽいセリフがあんまりなかった感が残りました。
私の期待が大きすぎただけかな⁇

音楽はサントラでも聴きたい。素晴らしいです。
95分というのも平日の晩にありがたい作品。
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