B級怪獣エイガ

スウォームのB級怪獣エイガのレビュー・感想・評価

スウォーム(1978年製作の映画)
2.0
僕は小学生の頃「蜜蜂を素手で掴み何秒かしたら放す」という遊びをして案の定、手のひら刺されて近所の家に泣きついたことがある。割とかなり痛かったのを覚えている。だから蜂は普通の人より怖いはずだったが………

ザ・シネマHDでやってたのを見た。
ただの【放送事故】だった。

「どうやって撮ってるんだ?」となるシーンが意外とあるが、その疑問を「解決したい!調べたい!」とは微塵も思わない駄作。虫ケラの様な作品。

雨のように降り注ぐ大量の蜂達の中をコントの様な何の絶望感も緊迫感も感じられないカメラワークや演出で大人達がてんてこ舞いする姿を僕はただ真顔で見ていた。

この手の映画の特有のツッコミどころもあるけど笑えない程度の1番ゴミなやつ。虫ケラ。
ただ、蜂の強さが(言葉やおまけ程度のつまらん映像で語られるため)全くこちらに伝わってこないまま最終決戦に臨んだため、軍隊が「ただの蜂」にガチミサイル打ち込んでる様にしか見えずそのあまりに「鬼畜な(様に見える)」姿に【微笑】してしまった。

ガキパートをもっと掘り下げれば面白くなった可能性8%(蜂だけに)。

見終わったあとまるで【蜂に刺されたかのような気分】になるのが乙なところ。小学生の頃刺された痛みより痛かった気がしたのは気のせいだろうか。

役者陣は以外と豪華。マイケルケインの天パが見れる。
その点ではオスズメバチ!!!!(本作に出てくる蜂はだだの蜜蜂のみ)