キラッと光る良作
田舎者の二人、タッカーとデイルは休暇を取って買ったばかりの山荘へ向かう
道すがら、遊びに来ていた大学生のグループから殺人鬼だと勘違いされる
誤解とアクシデントのジェットコースターサスペンスコメディ
原題の"Tucker and Dale vs Evil"にこめられているように、タッカーとデイルがとことんいい奴(good、good natured)
それなのに、当地で起こった陰惨な事件、二人の風貌ゆえの大学生の勝手な思い込みが次から次へと誤解を生んで、ハラハラしながらゲラゲラ
アンジャッシュのコントみたいな勘違いから次々に起こる出来事はかなりグロい(要注意レベル)味付け
そのグロさとの対比で作品のテーマが浮き彫りになっているとてもスマートな作り
数々の伏線がとてもよく効いている
エンディング、すっきり
公開まで3年間お蔵入りしていたらしいけど見れてよかったと思える作品
タッカーを演じているのは「ローグワン」C-2SOのアランテュディック
デイルの帽子の"GIVER''にホッコリ
"I never thought I'd say this, but I'm glad I'm not hung like a bear."