笑えたはずなのに、たくさん笑ったのに、なぜか切なくなってしまいぽろっと泣いてました。
とにかく不運すぎるタッカーとデイル。状況証拠ってこんな感じで作り上げられていくんだろうなと、とても勉強になります。あの状況で『休暇を楽しみに来たらよくわかんねえ大学生が勝手に自殺し始めた』なんて言ったところで信じてもらえるわけがない。二人の純粋な友情と二人がどれだけ優しくて不器用な人間かを知っているからこそどんどん可哀想になってくる。
そんな切なさとは裏腹に容赦のないグロ描写。コメディタッチなのでそこまでうげえとはなりませんがいわゆる『B級映画』として種類分けされますが、クオリティには大満足です。
夢の別荘が爆発していくのを見ている二人の切ない顔が忘れられません。タッカーとデイルに幸あれ。
