カトリーヌ・スパークさんのおっぱい!
ダリオ・アルジェントの監督2作目。
大昔に見たんだけど"動物三部作"として特集上映されてたので初劇場鑑賞。
XYY染色体と犯罪の因果関係の話し。
デビュー作『歓びの毒牙』、今作、『四匹の蝿』をアルジェント動物三部作と呼んでるらしいけど、『歓びの毒牙』は犯人からの電話に珍しい鳥の鳴き声が入ってただけ、今作は原題が"九尾の猫"でした。
事故で盲目になった元記者のアルノと姪のローリは、お互い家族を亡くして2人で暮らしていた。
ある晩外で物音がするので窓を開けて聞き耳をたてるのだが何も分からず。
しかし犯人からは窓際に立つアルノが見えて…、って話し。
冒頭の物音のシーン、てっきり殺人かと思ったら頭殴って気絶させただけでした。
しかも邦題の『わたしは目撃者』から想像されるような、盲目だから実際は見えてないのに犯人からは目撃者として狙われるって話しでも無い。
守衛を殴り倒してまで侵入した研究所なのに、何も盗まれていない不可解な事件を追う話しでした。
勿論アルジェントのジャーロなんで次々と殺人が起きるんですが。
ジャーロって不気味な殺人を魅せるジャンルだから、ストーリーは二の次、破綻しまくりな事が多いけど、今作は普通にサスペンスぽかったです。
それでも主人公たちがヒントを掴んだら、必ず犯人が先回りしてるご都合主義な部分はあるけど。
今作多分アルジェント監督としては珍しい子作りシーンがあります。
撮り慣れて無いからか、全然エロく無かったけどw
後これもアルジェントととしては珍しいカーチェイスもありました。
子作りするアンナさんが運転してるんですが、いやそらもう凄まじいドライビングテクニック。
主人公たちの捜査に協力するのに元窃盗犯のジジって人が出て来るんだけど、この人の顎が凄い。
乗ってる車も改造車なのかとんでも無かったけど。
展開はアルジェントとしてはおとなしい、手堅い感じだったけど、殺し方は相変わらず「ここまでやるか?」って感じの楽しい映画でした。
*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年12月22日
鑑賞回:20:30〜22:25
劇場名:第七藝術劇場
座席情報:H-7
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:115分
備考:会員料金(1100円)
**********************
NEXT▶︎▶︎▶︎『ストレート・トゥ・ヘル リターンズ』