ゴッサムシティの悪党達、ジョーカー、リドラー、ペンギン、キャットウーマンの4人が手を組んだ！！果たしてバットマンに勝ち目があるのか！？
大人気アメコミ『バットマン』の実写映画。
1960年代のテレビシリーズ
『怪鳥人間バットマン』
の映画化！
新作『スーサイドスクワッド』にてレト演じるジョーカーが良かったので別のジョーカーを観たくなり鑑賞。
皆さんお忘れじゃないですか！？
最近『スーサイドスクワッド』のレビューで
「ジャレッドレト演じる3代目ジョーカーが…」
的な文をよく目にしていたのですが…
この映画忘れてますよ！！！！（笑）
実写映画にてジョーカーを演じたのは
・四代目ジャレッドレト
・三代目ヒースレジャー
・二代目ジャックニコルソン
・初代シーザーロメロ←今作
ですから！！！
テレビシリーズから続投のシーザー版ジョーカーはとにかく楽しそうにはしゃぎ回ってる。怖さの欠片もないジョーカーではあるのだが、伝説のジョーカーヒースレジャーは彼の笑い方や口調を演技の参考にしているのだ！！
笑い声なんかはたしかにソックリだぞ！！
さて、肝心の内容自体はというと、、
かなりくだらない低予算コメディに仕上がっている（笑）
ノーラン版、スナイダー版のバットマン達を見てきた人はびっくりすること間違いなし。
記者会見で普通に姿を表して質問に答えるバットマンとロビン、基本登場するのは昼、とにかくダサいコスチュームとダメ尽くしだ！
バットマンはまあまあな中年太りだしロビンの短パンは犯罪的に短い！（笑）
更に出てくる用語も非常にダサい。
・バットカー(車)
・バットコプター(ヘリ)
までは許容できるが、
・バットラダー(ただの梯子)
・サメ用バットスプレー(よくわからん)
などなどなんでも"バット"だけ付けとけばいい感が凄い。
ストーリーも悪役4人を集合させている割には非常にこじんまりとしていて残念。
先述したジョーカーは他の悪役達とわちゃわちゃ楽しそうにしているのだが、個性の強い他キャラクター達が喧嘩を始めると
「仲良くやろうぜ」
と仲裁に入るまさかの真面目な役！！
誰もそんなの期待してねえよ！！！（笑）
あとナゾナゾ大好きな怪人リドラーもこの時代だからか和訳でナゾラーというチープな名前にされていて可哀想だった……
更にキャットウーマンはさいごらへんの攻撃で何故か｢猫を投げる｣という奇行に走っていて笑う。
ペンギンはひかくてきマシ…か？
ただ一周回って楽しめるので真のバットマン好きと暇人なら観るべし、だ。
バットマンシリーズを制覇したい方、ヒースレジャーが参考にしたジョーカーを観たい方、そして暇人にはオススメの作品。
