BB酒造が作り上げた画期的な発明品を乗せた船が何者かによって航海中に盗難された。偽のSOS要請に騙されたバットマンは鮫(爆弾付き)に食いつかれたりしながら、その手口の巧妙さから獄外に居る自らの宿敵達ペンギン、ジョーカー、ナゾラー、キャットウーマンが手を組んでいる事実を知るのだった。
「ロビン！ バット・サメ避けスプレーだ！！」
トンチキなストーリーの割に、やたら合間合間で教訓めいた説明セリフが入るのはすごく教育的？だなあと思う
とはいえ、ラストで国連の人の見た目と頭が互い違いになってしまったのをみて、これが本当の平和なんだっていう教訓をドヤ顔で話すのは何度観ても本当にそれでいいのかと思わざるを得ない……本編のバカバカしさに比べてラストの静かにと言いながらロープで帰る滅茶滅茶シュールな感じとか寒気がするレベルで怖いんだよな
バカバカしいとは思うけど、実は『バットマン・リターンズ』や『ニンジャバットマン』に深い影響を与えていたりしていて、ある意味原点回帰の流れになりつつあったりもする作品
以前母にこの映画のことを聴いた時、当時はこんなんでも子供はマジメに見てたそうで、日本人どんだけマジメなんだよ！ こんなもん笑うしかねえだろ！と考えさせられたりもした
「バットはしご」とか言ってる時点で笑わなきゃ損でしょ
