とうがらし

絹代の初戀のとうがらしのネタバレレビュー・内容・結末

絹代の初戀(1940年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公・三好絹代(田中絹代さん)はある日、友人と観劇に出かけた際、チケットが入手できないと思って帰ろうとしたら、ささっとチケットを譲ってくれた男に一目惚れをしてしまう。
しかし、その男が惚れたのは、絹代の妹だった。
実はその男は、絹代の妹が勤めている会社の社長の息子、ダメ御曹司。

絹代の想いを知っているのは、その場に居合わせた友人一人だけ。
最後まで、父親にも、妹にも、想いは打ち明けない。
絹代が男と会うのも、チケットを譲ってもらったそのシーン一度限り。
音楽も極力流さない徹底ぶり。
妹のキャラもかなり面白い。

ああ、煙が目に染みる。
絹代の気持ちを考えると、本当に心が締め付けられる。
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