「AKIRA」を観直した勢いで観た作品。
3本のオムニバスなんですけれど
「彼女の想いで」
すごく面白い!
ちょっと前時代的な壮大なSFの世界観に、少しだけひねった描写がキュッと詰まっていてすごく良い◎
と思ったら今敏脚本で、やっぱり素晴らしいなって思った。
個人的にはこの作品だけ見れば十分…。
「最臭兵器」
タイトル通りのつまらない駄洒落、っていう感じの作品…。
インタールードみたいに5-10分くらいのショートショートだったらまだ楽しめたかもだけど、長すぎてどんどん心が死んで行く気がしました…。
「大砲の街」
実験的なことがやりたかったんだろうなっていうのは伝わってくるけど、本当に実験のための実験、っていう感じで、観て楽しめるとは思わなかったな。
外国の絵本見たいな絵柄も、全般1カットの構成も、手段が目的化してるって感じで退屈なだった。
もしかしてだけど、この作品は「移動都市 モータル・エンジン」で参照されてたりするのかなてん?
せっかくの1本目での感動を、続く2本でどんどん薄めてくるので見終わったあと「見てよかった!」ってならないモヤモヤした感じになってしまう。
1本目…1本目だけだったら絶賛だけして終われた気がするのに…。