カンザス・シティの恋しくてのレビュー・感想・評価

選挙の一日に起きた出来事を書いた群像劇。ある意味、構成はお得意の群像劇で現代ではラブアクチュアリーみたいな事で目新しさはないかも知らないけど、登場人物が思わないところで繋がってたり、何の情報もない中、会話や感性性でその人が何の人なのか分かってきたり、その中にジャスの演奏のスピード感で物語も展開していくみたいな構成がニクい。ロバートアルトマンの配役って絶妙だと思う。可愛い人があんまり出てこないところもリアリティがあっていい。