くろいひと

ラスト・アクション・ヒーローのくろいひとのレビュー・感想・評価

1.9

登場人物と「第四の壁」を超えて交流するコメディ。
フィクションのなかのキャラクターがみずからのアイデンティティを問うことにもつながる、きわめて面白い設定とプロット。
さまざな名画のパロディに、豪華なカメオ出演者たち。

しかしながら、雑な脚本と演出、いい加減なカメラワーク、主人公の少年の過剰な演技などで、そのすべてが台無しになっている。
よい作品になりうるアイディアを、なんとも罪なことだ。
くろいひと

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