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L.A.コンフィデンシャルのukのレビュー・感想・評価

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)
4.2
常にいがみ合っていた優等生と劣等生がタッグを組んでからの展開が胸熱。
全てはLAの信頼回復のために。

タイトル「LA confidential」
は直訳すれば「ロサンゼルスの信頼」

最初はどういうことだろう?と思ってみたが、納得の展開。
確かに「LAコンフィデンシャル」な映画。

今の時代、こんな男臭い映画が世に出ることも少ないだろうな。というほどに男を感じる作品だった。

ラッセル・クロウ演じる不器用で暴力的だが正義を貫く姿勢は一貫しているバド
ケヴィン・スペイシー演じる新聞記者と手を組み軽い賄賂を常に手にしている汚職警官だが、殺人事件などの真実追及はしっかり行うジャック。
そして、元警官で殉職した父の精神を継ぎ、父のような警官を目指すと同時に出世欲の高いエリート、エドをガイ・ピアースが演じている。

やはりこの3人の個性が光る映画。

結局、不都合な真実はもみ消されてしまうがエドの昇進によってその後本当の意味でのLAコンフィデンシャルは達成したのか。
そこら辺の想像を駆り立てるラストも良い。
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