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ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜の映画情報・感想・評価・動画配信
ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜を配信している動画配信サービス
『ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?
動画配信は2026年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜が配信されているサービス一覧
ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜が配信されていないサービス一覧
ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜の評価・感想・レビュー
ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜が配信されているサービス一覧
『ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜が配信されていないサービス一覧
『ボスニアの真実 〜地獄からの生還〜』に投稿された感想・評価
shadで行こうの感想・評価
2026/10/29 13:34
3.0
ボスニアヘルツェゴビナのオマルスカで起きた民族浄化とそれを告発する女性たちのドキュメンタリー。生還者のひとりが、連行された日、解放された日時を明確に覚えていることに私は震えた。本作は「コーリング・ザ・ゴースト 沈黙を破ったボスニア女性たち」という邦題で公開されたこともあるようだ。ドラマチックな構成だが、エンディングが私には尻切れトンボのようにも感じた。(字幕を読むのに忙しく、内容を飲み込めていないせいかも知れない)
アドリア海で泳ぐ女性。ドキュメンタリーはそこから始まる。海は不気味に碧く女性は不安げに見える。ここで画面は一転、軽快なポップスが流れコカ・コーラやファンタの看板が映し出される。冒頭で海で泳いでいた女性は、ヤドランカ。セルビア人だとかボシュニャク人、クロアチア人の違いなど気にしない生活をしていた。ある日、それが一変した。ボシュニャク人の彼女は何の説明もなく、突然、わけのわからぬままオマルスカの施設へ連行された。それが1992年5月30日。収容所で彼女は何度もレイプされる。それを指揮していたのはジェリコ・メヤキッチ司令官(Željko Mejakić )で彼自らヤドランカをレイプすることもあった。セルビア軍により連行されたボシュニャク人の男性たちは拷問を受ける。殺害が目的ではなく、徹底的に痛めつけることが拷問の目的だった。一気に命を奪う銃殺刑はオマルスカではほとんどなかったと、別の生還者、ヌスレタは語る。
生きて収容所を出る。収容所を出て世界へこのことを伝えるのだとヤドランカは決心し、オマルスカから生還したヌスレタとともにメヤキッチ司令官を起訴しようと動き出すのだが。
*以下、ネタバレを含みます*
メヤキッチは大胆不敵にもこんなことを文書にしてヤドランカへ送りつけている。「当時、私は20代。40歳を過ぎた魅力のない中年女をレイプするなんてあり得るでしょうか」と。なんて男だ!これはある種のセカンドレイプではないか。
しかし、一方で収容所でのレイプの証拠を提出するのはほとんど不可能だったのではないかと思う。ヤドランカやヌスレタの証言だけで起訴はできるのだろうか。もうひとり証言台に立つ予定だった女性は、「夫や子供に危害を加えられると困るので」と証言することを取り消してしまった。民族浄化という名のレイプという事実だけでも残酷だが、被害者たちの中には家族、とりわけ自分の子供に事実を伝えられない人たちももちろんいる。
突然の解放。そこに至るまでがスリリングな展開で驚く。ヤドランカが収容所を出ることができたのは、7月17日、夜9時30分だった。彼女の解放が実現したのは、ニューズ・デイ誌のジャーナリスト、ロイ・グッドマンのお陰だった。彼は徹底的にオマルスカ収容所の実態を探ろうとしたため、セルビア側が根負けしてヤドランカたちをさっさと解放することにしたのである。
解放されたヤドランカは歩いてプリエドルの自宅まで戻った。足の裏は血まみれになっていた。しかしボシュニャク人が住むべき家は、もうなかった。セルビア人たちがわが物顔で住宅を占拠していた。もうプリエドルには住めない。ヤドランカたちはクロアチアへ移住を強いられる。それは彼女の記憶によれば9月29日のこと。ノルウェーが用意したバスでクロアチアへ向かった。
最後に。字幕では「モスレム人」となっているが、文献によってはボシュニャク人となっている。旧ユーゴスラビアに住むイスラム教徒で、名前で判別できるが、民族的にはモスレム人もセルビア人もクロアチア人も、同じスラブ系民族であり、見た目では区別できない。宗教が違うという理由で、狂った魔女狩りのようなことが行われていたなんて、私は今でも信じることができないでいる。
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