悪魔的モグモグパクパク

名探偵コナン 11人目のストライカーの悪魔的モグモグパクパクのレビュー・感想・評価

3.0
劇場版の犯人は大抵並外れた行動力と狂気を合わせてもっていますが、本作の犯人はその中でも屈指。

『毛利小五郎たちが道が塞いでいたので、仲良くしていた知史君を乗せるはずの救急車が遅れて助からなかった!車やスタジアムを爆破して関係ない人も皆○しにしてやる!』というとんでも発想。(もちろん思い込み)

しかも電光掲示板のあり得ない場所への的確な爆弾の設置に、ゴールネットの上部真ん中に当たると光る謎の装置(しかも各スタジアムに丁寧に)の設置など、膨大な量のタスクを1人でやってのけます。凄すぎだろ、、、

事実、電光掲示板は爆破され、コナンがいなければ何人犠牲になったか分りません。

そんな無茶苦茶しながら、一方ではナゾナゾを作ったりと大忙し。次はベイカ、ネクストベイカ!

ということでそこだけ見ればある意味凄い本作ですが、さすがに現実と乖離しすぎると作品としては駄作になる気がします。(個人的には嫌いじゃないですが)