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ゴッド・フード/巨大生物の恐怖のhideharuのレビュー・感想・評価

2.3
2021.10.01レンタルDVDで鑑賞。

その昔、アメリカの老舗ホラーマガジンのFangoriを定期購読していました。そこで本作の顔の半分を喰い散らかされた犠牲者のスチルを見た時から映画本編を是非見たいと思ってた。
初見はサンディエゴにホームステイした時にレンタルビデオで見たのですが当時はまだ英語が全然ダメな時だったので何を言っているか分からず、そして映画もそれほど面白くないという印象でした。

一応は「巨大生物の島」の続編として製作されたはずですが今回レンタルしたDVDではオープニングに"Gnow"という別タイトルが出ていました。
低予算なのは出演している俳優を見てもわかりますが、それ以上に画面に何度も音声マイクが映りますし、酷い場合は顔から膿の出る特撮シーンでは画面の隅っこに白い液体(膿)を注射器でチューブに押し出している手が映っています。それを撮り直しもしない、或いは出来ないのか。

低予算と書いていますがハリウッドのメジャーから比べればと言うくらいで低予算でも群衆シーンありますし、あとは特撮にお金をかけ過ぎたとも言える。

まずは元になった話は離島ながらこの続編では大学の構内からほとんど出ないとは言え都市部で事件を再現しようとしているところは評価できるかも。
巨大ネズミに喰い散らかされた死体、特に顔面を食べられた死体が2つは出てきます。腕を食い千切られたり、千切れた腕が転がっていたりします。あとネズミは主に合成で大きく見せてたり、小さなセットの中をウロついてますが人を襲うシーンではダミーヘッドが作られていました。
あとは子供の巨大な腕のダミーも良く出来てました。

動物愛護団体なんかが助けた動物に逆に殺される映画とか結構見ていてスッキリしますよね。
自分は直接この手の輩と関わった事ないけど中には度を越してそれはテロだろって奴もいるから。

関係のない事が多くなりましたが映画はとにかく巨大化したネズミが人を襲う映画と一行で説明できます。
85分と短いのでおヒマな時に見て損はないのでは?
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    hideharu

    hideharu

    映画大好き。ロンドン在住。2017年3月27日より投稿開始。