パリ－ダカール・ラリーが主役で、ほとんどが海外ロケの作品。
当時、このラリーにパジェロで活躍していた三菱自動車が全面協力だが、この脚本でよくぞ参加したもの。
自動車のイメージキャラクターとして傲慢なアイドルを使い、宣伝効果を高めるためラリーに参加させる。
チームから猛反発を食らうが、スポンサーの意向ということで押し切る。
このアイドルと付き合っていた人気歌手（桜田淳子）は、ふられてしまい、ストーカーとなり、密入出国でラリーに。
高倉健はギャンブルで身を持ち崩した名メカニックだが、あまりスカッとしたことはしない。
別れた妻（いしだあゆみ）が闘牛士と結婚してラリーに参戦したり、マンガチックとしかいえない話運びに唖然。
この映画の製作に携わった人たちの苦労が伝わってこない。
