一つ一つのシーンがどれもこれも美しいので、ストーリーのまとまりがよく見えないけれども楽しめた。
世界は残酷だが、子どもたちの心には遊びがあり、それこそが時代をこえる普遍的な魔法なのだろうなぁ
新子が米を背負ってバーのカリフォルニアに向かう場面の緊張感が素晴らしかった。大人の世界に向かうこと、それが魔法を捨てるということだということが痛く伝わってくる。ドラマ全体に効いている抑制が素晴らしい。ラストの新子の引っ越しは普通はもっと大事件としてウェットに書かれそうなもんだが、胸に魔法があればどこに行っても大丈夫、ということなんでしょうね