マイマイ新子と千年の魔法の作品情報・感想・評価

「マイマイ新子と千年の魔法」に投稿された感想・評価

『あたまの中のこさえごと』でこんなに魅了させてしまうなんてねぇ。
Twitterより。

・これは……うーん、話はよくわからないというか、特に大きなドラマがあるわけじゃないんですが、なんでかしらないけど泣けてしまって。語るのが難しい。『この世界』を観たときも、なんでかしらないけど泣けるみたいな、そういう理解を超えた感動

・都会からなんにもない田舎にやってきた、岩波少年文庫のハイジを読んでるきいこちゃんが新子に出会って、千年前に思いをはせるマイマイ(想像力)を身につけて、成長する話だって理解すればいいのかっていうと、ぜんぜんそれだけじゃなくて、新子ちゃんはタツヨシと一緒に大人の社会(現実)にぶつかる

・でもさいごはやっぱり金魚を見つけて、想像力をとりもどして、終わる。うーん……なにがよかったのかっていうと、うまくいえない。一回観ただけじゃわからない、複雑で、ていねいにつくられたアニメ。あと、タツヨシのお父さんの話も、先生のエピソードも、けっこうエグいことやってて、現実ってつらい
話の複雑な構造や情報量を自分の頭では処理しきれなかった.ブラフ演出があまりに多い.何か事件が起こると思わせておいて結局何も起こらなかったり,真面目な人に見えて実は...的な.
この作品のテーマについても,ノスタルジーに見せかけた別の何かではないかと勘ぐってしまう.主人公の引っ越しによる少女期の終わりをしっかりと描いているし,話のオチとして「死」や「病」が頻繁に登場するからだ.生活の描写は緻密だけれど,主人公二人とも当時のエリート層(医者と大学教授)な訳で,あれを当時の生活のリアルと言うのは無理があるのでは...
 アニメーションの作り込みや,方言の再現度のクオリティはすごい.物語に引き込まれた.
のん

のんの感想・評価

3.8

「紀伊子、明日もまた遊ぼうね」

の余韻に浸る。
ノスタルジックなアニメと、それを観ている私、その距離感がぴったりハマってほんのり泣き笑い。
ヤプ

ヤプの感想・評価

4.5
口元と耳元との間のごく小さな距離で囁かれる声が、とても大きな時間や空間を軽々と超えて、それはたとえば千年前のそこにあったのかもしれないたくさんの今を、現実のここに起こす。想起をすること。
想像やイメージは私自身の中だけにあるものではなく、世界の方にこそ色濃くあるのかもしれなくて、私からの呼びかけと世界からの呼びかけが呼応し欲望しあう瞬間、
「きて、きて、わたしのところにも早く」という声と「あれっ、あれっ」という驚きが一枚の鏡の中で一つになるような瞬間の事を、可能性と呼んだりするのだと思った。

小さな囁き声から大きな草笛の音へと変わる最後のシーン、「ここ」の2人と「そこ」の2人が交わり合う縦並びと横並びの関係、そこから生まれる直角の曲がり角のイメージに泣いた。
「明日の約束」は胸を打たれた。
いつも明日を信じて、強く生きていきたいと思わせる新子の明るさ・強さに惹かれる。救われる。
ちょっと切なくて、でも温かい気持ちになる
色んな気持ちが詰まってるいい映画でした
また観たい
zak

zakの感想・評価

4.0
話題となった映画『この世界の片隅に』と同じ監督作品。コチラはDVD待ちなのでw、まずは過去作を観賞。(当時のまま再録)

舞台は昭和30年、山口県防府市。
タイトルにあるマイマイとは〝つむじ〟の事で、主人公はそのマイマイがおでこにある空想好きの少女、新子。
そして都会から引っ越してきたお嬢様系の少女、貴伊子と仲良くなって…

そこに1000年前のストーリー(空想?)がクロスオーバーしてくるという不思議な演出があるんですけど、すごく面白かったですね。

ジブリ作品を観たことある人だったら間違いなく懐かしさを感じて、真っ先に連想するのが『となりのトトロ』だと思います。

田園風景だったり、当時の人々の暮らしの様子だったり、観てるだけで楽しかったです。

まあそれほどエンターテイメントな派手さはないですが、単にほのぼのした素朴なだけの話という訳でもありません。(もちろんそういう側面もありますが)

後半には命に関する重い話もあります。でも湿っぽくならずに、後味は心地良い成長の物語でもありました!

油断してた訳じゃないですけど、不覚にも何か泣いちゃいましたね…

この映画は小さい子どもたちと一緒に観たくなるような素敵な映画でした!
YURIEL

YURIELの感想・評価

4.0
千年前のこの土地。
しんこちゃんの想像力好き!
ほっこりするし、心が温かくなったり、悲しくなったり。
とてもステキな映画だった!
『昔は良かったなぁ』なんてノスタルジックな気分に浸ってしまいました。

どんな作品かまったく知らないままCSで放送されたのを録画しました。

山と田んぼに囲まれた土地で祖父が話してくれる『1000年前のこの土地』に想いを馳せる活発な少女、新子と東京から引っ越してきた内気な少女、きいこを中心に誰の思い出の中にもある『子供の頃の思い出あるある』を織り交ぜながら語られる物語。

何の気なしに見始めましたがすっかり心が洗われちゃいました。

良い作品でした。
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