opoko

アルカトラズからの脱出のopokoのレビュー・感想・評価

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)
4.2
2024/01/20視聴、U-NEXT

学生の頃、映画館で2本立て上映の頃に、本作を観た。
本作「じゃないほうの作品」でメインが別の映画だったが、この作品が衝撃的で、メインの別の映画の題名すら全く思い出せない。

今回〇○十年ぶりに鑑賞。

クリント・イーストウッドといえば、劇場で観た時は、西部劇俳優だった気がする。「夕陽のガンマン」とか。

ずっと印象に残っているのは、脱獄に至るまでの用意周到な準備と、こんな脱獄方法があるのかという衝撃。観ているこちらがやられた感を感じた。

記憶をたどりながら作品を鑑賞したが、色々なところに伏線があり、最後には回収するあたりがすごい。1979年に伏線回収なんて言葉もなかった気がする。

クリント・イーストウッド演じるモーリスは、囚人の中でそれぞれの役割が果たせて、やる気(?)のある少数精鋭で脱獄を図る。
脱獄までの用意周到の事前確認と、部屋を空けている時にもわからないような首人形を作ったりと、「そうだったそうだった」と復習しながら鑑賞。
金属探知機でひっかかっても、複数所持することで1つを返却して残り1つを持ち出すとか、確かに「知能指数優秀」です。

45年も前の作品なのに、脱獄までのストーリーは、全く色あせない。今でも十分ドキドキ、あっぱれと感じる作品。お勧めしたい作品。
もしかすると、人生で一番印象に残っている作品かもしれない。
opoko

opoko