メイン州のとある田舎に引っ越してきた裕福なクリード一家。
田舎での幸せな生活が始まるかと思いきや、彼らの住む家の近くには悪い噂のある呪われた墓場があり・・・・。
スティーブン・キング原作の呪われた墓場が引き起こす悲しい惨劇を描いたホラー映画。
誰もが一度は思うであろう愛する者を生き返らせることができたら・・・という思いへのキングからのアンサーといった感じの作品でありホラー映画として怖いながらもすごく悲しい要素を多く含んでいたのが印象的であった。
スプラッター描写自体はそこまで多くないが代わりにショック描写が多く含まれていたのでこれはこれで出来は良かった。
優しい幽霊が主人公やその家族に対して必死に墓場の恐ろしさを警告するシーンがなんとなく狼男アメリカンのジャックを彷彿とさせて個人的には好きであった。
全体的に悲しい要素の多いホラー映画としては比較的上位に入るであろう名作だった。
