伊藤ライナ

ペット・セメタリーの伊藤ライナのレビュー・感想・評価

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)
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中学生の頃に何度も観たのだが、いま観るともうちょっと説明が必要だと思うシーンが多い。それでも繰り返し観たのはラストシーンと主題歌が好きだったからかも。

ペット墓地での会話や愛猫チャーチルが死んだときとか、とにかく悲しみに対する恐怖や嫌悪感が強い。そのわりに危機意識が低く次々と悲しみを生んでしまっている。起きてしまった悲しい事実から人は逃げ切ることなど出来ない。悲しみは遠ざけるのではなく受け入れるものなのだ。この辺りがどう解釈されているかに期待してリブート作品の公開を待つ。
伊藤ライナ

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