ぬまち

旗本退屈男 謎の幽霊島のぬまちのレビュー・感想・評価

旗本退屈男 謎の幽霊島(1960年製作の映画)
4.5
異国情緒溢れる長崎の出島を舞台にしたシリーズ26作目。正月に相応しいド派手な作品で大満足。

マツケンサンバもかくやという金ピカの衣装で登場する殿様。今回は出島に潜む阿片絡みの陰謀に挑む。クライマックスはキル・ビルの青葉屋っぽい造りの歌劇場?で100人斬りの大立ち回り。息子の北大路欣也との共闘も熱く、この場面はかなりの迫力だ。アヘン窟の描写もホラーっぽいというか、モンド映画の香りが漂っていて好き。

最後の殿様の登場の仕方とか、舞台となる場所の地下に秘密が隠されている設定とか、どことなくカリオストロの城を彷彿とさせる。宮崎駿も見ていた?
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