シル

きみがぼくを見つけた日のシルのレビュー・感想・評価

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)
3.8
タイムトラベルもの好きなので何となく鑑賞。

前半普通だったけど後半かなり良かったよ。

観ている途中は違和感を感じてる部分もあったけど、最後まで観ると全部スッキリする。
特にタイムトラベルによるズレなんかも少なくて観やすかった。

当人が行き来のタイミングも制御できなければ、未来や過去を変えるような便利な能力でもない設定が珍しくて楽しめた。

この設定があるからこそ、終わりがわかっていても止めることも対策することもできない切なさで感動できた。

パイプカット相手のこと考えてるのは分かるけど、無断でやるのはなー。

個人的には、自分で諦めてないことを人に先に諦められるのは辛いと思う。

過去にも未来にもタイムトラベルできるから、死んだ後でも会える可能性があるのはいいけど、クレア待っちゃうんだろうなーとかも思うし、娘も制御できるようになったらたくさん会いに行くんだろうなって。

地味に毎回裸になるのも辛いな。

思ってたより暗かった。
2024
103
シル

シル