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動く標的のsattonのレビュー・感想・評価

動く標的(1966年製作の映画)
3.8
探偵ものはやっぱりスリリングで面白い。登場人物が多くて途中混乱しかけたけど、何とか完走できました。ポールニューマンはこういうちょっと崩れた役のほうが好きです(暴力脱獄、評決など)。奥さんとの関係性が何か切ない。ペラペラでヒラヒラなおんぼろポルシェの活躍も見所の1つですね。

ところで村上春樹さんも高校時代に見たこの映画が好きらしく、色んなエッセイに出てきます。
①『おおきなかぶ、むずかしいアボガド』(自由で孤独で、実用的ではない)
②『やがて哀しき外国語』(ブルックス・ブラザーズからパワーブックまで)
③『象工場のハッピーエンド』(マイ・ネーム・イズ・アーチャー)

2021年30本目
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