ボインゴまちお

サマータイムマシン・ブルースのボインゴまちおのレビュー・感想・評価

4.0
【視聴者を置いていかない優しいSFその2】

-注目ポイント-
①タイムマシンの考察
②カッパサマの正体
③8月19日の違和感にどれだけ気付けるか?

①過去と未来を行き来するタイムトラベル作品だが、この作品でも面白い視点でタイムマシンの理論が結論付けられる。全くSF研究をしていないSF研究会がそれを証明していくのは魅力。

②主人公らが通うキャンパスのグラウンドにはカッパサマと言われる河童の像が置かれている。何気なく描かれるこの像だが、置かれた経緯が判明する。

③映画では主に8月19日と20日をタイムトラベルするのだが、冒頭の19日の映像にはよくよく観るとおかしな点や違和感のあるシーンが幾つもある。最初に不思議な点を見つければ見つけるほど、話が進むにつれ納得いく楽しさがあるので意識してみると面白い。


-感想-
四畳半タイムマシンブルースを観る前に観ていなかったので鑑賞。主人公たちSF研究会はキャラがたっててコメディ満載の仕上がりだったので楽しんでみれた。全くSF研究してないのに、意外と常識人な所も良かった。

-気になった点-
上田誠脚本の未来人に本田力がいるのは偶然か、必然か…