サマータイムマシン・ブルースのkuziraのレビュー・感想・評価

青春に色をつけるなら色はこうであってほしい。夏にも色を付けるならこの色であって欲しい。
忘れたくない思い出もちょっと霞んだ日差しの色で陽炎が艶めかしくゆらゆらしてて。

人生はもしかしたら決められてる、
その人生に乗っかって、破天荒なタイムマシンと一瞬一瞬を生きれるあの"ひたすら"が好き。

夏の終わりを感じる夕暮れと、その夕暮れに染まった汚い部室と、フィルムカメラの色と味。
彼女を想う僕の密かな恋心。