堅苦しいことは抜きに、とにかくスターを集めて楽しい映画を作ろうという気概が感じられる作品。
ある意味で究極の内輪ノリ映画です。
初めて観た時はハリウッド俳優のことなんて全然知らないまま何気なく見ていたのですが、改めて見るとやはりキャストの豪華さにびっくり。
爆弾担当のバシャーってアベンジャーズのローディだったんですね。
特に大きな挫折や失敗もなく物語が進んでいくため、テンポも良くて大変ストレスフリー。
武器を使わない強盗というコンセプトもわかりやすく、誰が見ても楽しめる娯楽映画になっています。
敢えて野暮な突っ込みをするとしたら、この計画本当に11人も必要だったのか？という気はします。
どのキャラも個性的なんだけど、数が多すぎて若干持て余してる感はありました。まあオリジナル版が11人だからそこは変えられないのかな。
犯罪映画としてのシナリオの完成度がものすごく高いというわけではないんだけど、豪華俳優たちの名演がたっぷり見られる、スタイリッシュでカッコいい作品です。続編も結構好き。
最新作の『オーシャンズ8』はリブート作品のようですが、主人公はダニーの妹という設定らしく、どんなストーリーに仕上がっているのか気になるところですね。
まったく余談ですが、以前ラスベガス観光に行ったときにガイドさんがベラージオの噴水を「オーシャンズのラストに出てきたところです」って説明してくれてテンション上がりました。
2018/8/8 再鑑賞
