愛とは?
自由とは?
死とは?
貧しい人はなぜ貧しいの?
フランスの幼稚園で行われた哲学の授業のドキュメンタリー。
最初、問いかけをしても子どもたちはほとんど回答せず、見ているこちらも「こんなんで映画2時間持つのか・・・?」と不安になったほど。
中盤まではそんな感じのスローテンポだったものの、「愛とは?」の議題のときに出た「ごめんなさいを言えなくなると愛がなくなり、恋人ではなくなる」の発言以降、子どもたちの思考に引きつけられた。
具体的にこの映画から何か気付きを得る、ということはあまりなかったのだけど、子どもたちと一緒に、根源的な問いについて考える体験ができたのは面白かったし、
4〜6歳児でも、これだけ意見は変わるし、そこに学校や親の教育は大きく関わっているんだということを痛感して、自分が子育てをする機会がきたら、子どもといろんな話をしてみたいと思った。