さとし

ちいさな哲学者たちのさとしのレビュー・感想・評価

ちいさな哲学者たち(2010年製作の映画)
3.6
幼稚園児に哲学をさせてみた様子を写したドキュメンタリー映画。


この企画の真意はわからない


けれど事実として、園児たちの哲学・討論は成立していた。

あいだあいだに、司会の女性が話し合いを支えることはあったけれど、大人がするそれとなんら遜色はなく
結婚が良いことか悪いことなのか話し合っている姿は大人顔負けだった。

いや、そもそも大人顔負けなんて言葉を使ったけれど、大人と子供でそんなに違いがあるのかさえ疑わしい。

毎回異なるテーマについて真剣に話し合っていた園児たちに司会者が投げかけた「大人じゃないとできないことはある?」という質問に対する彼らの突然の沈黙にそう思わざるを得なかった。


加齢に比例して変えることは難しくなる。
日本の教育者(子を持つ親と職業としてのそれ)にはぜひみてもらいたい。






なんだか話し合いがしたくなってきた笑
さとし

さとし