プルーストの「失われた時を求めて」の映画化。
主演はジェレミー・アイアンズ。友人役にアラン・ドロン。バイオリニストのイヴリー・ギトリスも冒頭に出演している。
類似作は『エイジ・オブ・イノセンス』あたりだろうか。こちらの方がアート色が強いものの、『エイジ・オブ・イノセンス』同様に博物館映画としてこの時代に即した内観や作法を緻密に再現している。
ジェレミー・アイアンズは終始フランス語を話しているが、彼本来の声のようには聞こえず、吹替なのかもしれない(しかし、この俳優自身は仏語は堪能)。
以下、ロジャー・エバートの批評から。
Roger Ebert gave the film a positive review and wrote that "Jeremy Irons is perfect as Charles Swann, pale, deep-eyed, feverish with passion."