ボロボロ泣いてしまった…。
2011年上映にしてまさかのサイレント風映画。言葉はなくても表情や身ぶりでこんなに心情が見てとれるもんなんだと衝撃。
セリフ過多で興醒めすることも多いこの頃。せっかく映画なんだからビジュアルで表現してよ!みたいなね。そんな疑問を抱く中で、久しぶりに主体的に映画を鑑賞できた気さえした。
しょっぱなからフリッツ・ラングの『メトロポリス』っぽさがあったり、ビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』も感じさせたりと、オマージュも盛り沢山。
もっと昔の作品をいっぱい観ようと思わせてくれる映画だった。