アーティストの作品情報・感想・評価

アーティスト2011年製作の映画)

THE ARTIST

製作国:

上映時間:101分

3.7

「アーティスト」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

サイレント映画から始まり、何かのリメイク作品かと勘違いしてしまったが、そう言う映画だった。

時代の流れと共に、映画も変わっていく中、主人公はサイレント映画に拘り、かつての名声は落ちて行く。

それでもそこで終わらない。

ラストにはほっこり出来、彩り豊かな舞台へと変貌して行く様は、素晴らしかった。
hirotan

hirotanの感想・評価

4.3
素晴らしい着想
タップは無条件で好き
ジャン・デュジャルダンの笑顔もいいね
無声映画がトーキーに移りゆく黎明期を舞台に無声映画界の大御所と新時代の幕開けとともに鮮烈なデビューを飾る若手女優、その2人の物語を描く。ド派手なアクション、近未来的な表現が確立された現代において果敢にモノクロ無声映画にチャレンジした監督、製作陣にただただ感嘆するばかり。無声映画時代に対する単純なオマージュではなく視覚的、聴覚的に技巧を凝らした演出で全く飽きが来ない。こんな時代に美しい無声映画を残してくれてありがとう。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.5
「アーティスト」
原題「The Artist」
2012/4/7公開 フランス作品 2018-200
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
2012年第84回 アカデミー賞作品賞

映画好きにはたまらない一作ですね。私も大好きな作品です!
監督のミシェル・アザナヴィシウスはサイレント映画時代の映画製作者を賞賛し、自身も長年サイレント映画を作ろうとしていて、製作が実現されました。なので、入れ込みようは妥協なく、サイレント映画としてのクオリティの高さ、本当に1930年代あたりの作品と見間違う可能性さえある、見事なレプリカぶりになっています。
サイレント映画時代に採用されていた1.33:1のスクリーン比で作られ、全編モノクロ作品であるにも関わらず、撮影監督のギョーム・シフマンによってカラーフィルムで撮影されました。サイレント映画の雰囲気を再現するために、レンズ、照明、カメラの動きなどの技法は当時のものにあわせるこだわりようでした。
また、ストーリー展開の素晴らしさだけではなく、サイレント映画ならではの、その場面場面での感情表現を増幅する、素晴らしい音楽と、細やかな演出、特に女優ペピーがスーツと抱き合うシーン、ペピーとジョージがのぼりさと下りの階段をすれ違うシーンや焼けたフイルムでコマ送りのダンスシーンなどは特に印象に残ります。
また、ヒューマンドラマ&ラブストーリーの要素も大きく、後半は特に感動シーンも多く、私はに関して言えば後半で3回も泣きました(笑)
そういう意味で、この作品の持つ新しい側面に仮に気がつかなくても、「オールド・ファッションな、なくなってほしくないヒューマン・タッチなストーリー」としても単純に楽しめることも出来ます。その意味で見る人にいろんな楽しみを与えてくれますね。
いやあ、これは本当によく緻密に考えられた非常に深い作品ですね!

2011年・第64回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した白黒&サイレントのラブストーリー。舞台は1927年のハリウッド。スター俳優のジョージ・バレンタインは若い端役女優のペピー・ミラーを見初めてスターへと導くが、折しも映画産業は無声からトーキーのへの移行期。無声映画に固執し続けるジョージが落ちぶれていく一方で、ペピーはスターダムを駆け上がっていく。監督は06年の第19回東京国際映画祭グランプリ受賞作「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」のミシェル・アザナビシウス。第84回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作となった。
KICCO

KICCOの感想・評価

4.0
階段のシーンは良かったですね。登って行く者と降りていく者……
これはカワイイ!
現代に敢えてサイレント映画を作るとどうなるか?という試みが大成功しとります。
ストーリーはサイレントなので明快だし、あえての古風なラブストーリー仕立てなんだけど、所々クスッと笑える演出があって楽しい!
ペピーちゃんすんごい男前!で、ジョージ氏が姫ポジションなんですね分かります。
あと犬のアギーちゃんの名演!かわいすぎるwww
アカデミー賞5部門受賞したことでも話題になったサイレント映画。

時代はサイレントからトーキーへの移り変わるハリウッドが舞台。美しい音楽と出演者の素晴らしい演技で見事に彩られていた作品でしたね。

当時と今を比べると、映画で表現できる事の差は歴然。
そんな時代だからこそ敢えて挑むサイレント映画。映画が栄えた時代に捧げるかのような仕上がりで、改めて映画の本質について考えさせられる内容でした。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.6
サイレント映画の持つ、独特のロマンティックさがよく表現できてたと思う。話も非常にサイレント的でいいじゃない、ベタなんじゃないよ素直なんだよ!そして犬含めすべての役者が適材適所だと思いました。
しく

しくの感想・評価

4.0
可愛い!!
映画史の講義で戦艦ポチョムキンとかリュミエール見たの思い出しました
Luu

Luuの感想・評価

4.6
この白黒映画は無駄をそぎ落とし、必要最低限のセリフしか劇中には表示されない、それ以外はなにを喋っているのか明確なものは分からない、なのに登場人物たちの楽しい、嬉しい、哀しい、愛してる、そんな心情が伝わる、色が見える、そして感動する。凄い映画だと思う。久しぶりに映画らしい映画を観た気がして、幸福感でいっぱいです。素敵な物語をありがとう。
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