まず、この作品が2012年度の作品であったことに驚いた。
私の中ではこの作品が賞を取ったのは今から2~3年前の感覚だった。
白黒映画が最近アカデミー賞を取った
そんな印象の映画だった。
でも始まってすぐ世界観に引き込まれた。
白黒映画なのに
後ろに映る家具や背景、
俳優、衣装までが全て「昔」の映画だった。
現代のものは何もなく
ただ、そこにその時代の世界があった。
最初に小馬鹿にしながら見た気持ちを大変反省しました。
ごめんなさい。
ストーリーはどこか懐かしい
古くからあるようなストーリーだけど、
今この時代に作られたということが本当に信じられない作品。
出てくる犬の動きやら仕草がとにかく可愛くて、目が離せない。
あの子が居なかったらまたずっと違った映画になっていたと思う。
ただし、個人的にはこの作品は玄人向けであると思う。
是非細部まで見てもらって沢山の発見をしてもらいたい。
そんな作品でした。