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マックス、モン・アムールの708のネタバレレビュー・内容・結末

マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が観る映画、観る映画、シャーロット・ランプリングが本当によく出てくるんです。この作品自体は公開当初から知っていましたが、主演の女性がシャーロットなのをちょっと前に知ったところでした。で、「NOPE/ノープ」でのチンパンジーの一件を思い出して、観てみることに。一見、フランス映画なんだけど、監督は大島渚なんです。

妻の怪しい外出を調べてみたら、アパートの一室でマックスという名のチンパンジーとの逢いびきをしていたという事実。夫、唖然。「ポゼッション」でもイザベル・アジャーニが同じような展開だったけど、あちらはもっとグロいクリチャーがお相手でした。まぁ、夫のショックとしては、どっちもどっちでしょうね。

っていうか、チンパンジー、デカすぎません???

オランウータンくらいの大きさだから、ただでさえ怖い。さらに「NOPE/ノープ」の一件があるので、いやぁ、一緒に生活するのはちょっと遠慮したいところ。シャーロット演じるマーガレットはマックスに対してペット以上の、異性として愛情を持っているわけだけど、客人たちを招いた食事会のときに、マックスがマーガレットに発情してそれを受け入れるという異様な光景に、みんなドン引きするというのがなんとも滑稽でした。

マーガレットの夫が娼婦を連れてきて、マックスとセックスさせようとしたシーンで、「NOPE/ノープ」みたいな惨劇が起こるんじゃないかしら…と、薄っすら期待しちゃいました。ホラーの観すぎです。アレルギーを起こしたメイド。猿がアレルギーの原因かと思ったら、夫の怒りが原因という展開。原因はなんにせよ、体調悪いのに働かせられるのがお気の毒。

シャーロット・ランプリングの三白眼が好きなんです。
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