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まずは「恋するプリテンダー」というベタに振り切った邦題が素晴らしい!ベタ最高!
超わかりやすいラブコメ。今、あえて王道なラブコメというのが、アフターコロナっぽい流れを感じました。こじれてすれ違って、>>続きを読む
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またしても北欧の闇。from デンマーク。
なーんか、とんでもないもんを観ちゃったよ、という感じ。感触としてはハネケの「ファニーゲーム」に近いです。普段どんな映画を観てもそんなことはないのですが、ず>>続きを読む
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「女優霊」や「蛇の道」などの脚本を手がけ、「霊的ボリシェヴィキ」の監督を務めた高橋洋が脚本を手がけて、白石晃士が脚本協力をした韓国ホラー。「霊的ボリシェヴィキ」は今ひとつピンと来なかったのですが、これ>>続きを読む
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旧ソ連で1978年から1990年にかけて犯行を続けていた連続殺人犯のアンドレイ・チカチーロをモチーフにしつつ、アンドレイが双子という設定にして、その双子がすり替えられちゃって、担当の刑事が誤って愛情を>>続きを読む
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2001年の作品のディレクターズ・カット。これってリマスターやレストアされてるんですかね?
フランスの闇をベースにしつつ、ネイティヴ・インディアンの呪術やらカンフーなんかも交えちゃって、気づけば対戦>>続きを読む
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過去の作品が4Kレストアやリマスター仕様で次々と公開される中、まさかこの作品がそうなるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。昔、友達が教えてくれて以来、ずっと気になっていた作品。やっと観ることが>>続きを読む
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ビニールハウスを燃やすラストで、村上春樹原作「納屋を焼く」によるイ・チャンドンの「バーニング」を思い出しました。
このラストというか、終わり方の絶妙なタイミングに鳥肌が立ちました。そこで終わるか、み>>続きを読む
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実話なのか、これ。
と思って調べてみたら、森にコカインがばら撒かれて熊が食べちゃったところまでが実話で、実際には熊は死んでしまったそうです。可哀想に。つくづく人間が地球のバランスを乱しているんだなぁ>>続きを読む
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ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて観ました。
同時に妻を交通事故で亡くした双子の動物学者の兄オズワルドと弟オリヴァー。そのとき車を運転していて片脚を切断した女性アルバにふたりして惹かれ>>続きを読む
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今日の時点で東京ではミニシアター2館でしか上映されてないので、多くの人が集まっていて朝から満席でした。著名なスター俳優の起用もなく、タイパタイパうるさいこの時代においての長回し、おまけに小規模上映とい>>続きを読む
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ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて観ました。
ヨルゴス・ランティモスの「女王陛下のお気に入り」を観たとき、あー、これは絶対にグリーナウェイのこの作品からインスパイアされてるなぁと思った>>続きを読む
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これはかなり面白くて、自分的にはツボでした。画も美しい。大好きです。
グリム兄弟に大きな影響を与えたという、17世紀にイタリアで書かれた民話集「ペンタメローネ 五日物語」を映像化。かなりグロテスクで>>続きを読む
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教会の話でこのヴィジュアルだから、どうせまた司祭が少年に性的虐待をする話なんだろうと勝手に思ってましたが、まったく違ってました。
1858年にイタリアのボローニャで実際に起きた事件。ユダヤ教徒のユダ>>続きを読む
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胸糞悪さや後味の悪さは、かなりトップクラスです。
暴力的で自己中で独断的なシモーネに、明らかに穏やかな暮らしを脅かされているマルチェロ。なのにシモーネと親しく付き合っているという不可思議さ、ヘラヘラ>>続きを読む
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シャロン・テートの事件をホラータッチで描いています。ホラータッチというかホラーです。
ヒラリー演じるシャロンが予知夢や幻覚によってどんどん狂っていく感じは、夫ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」>>続きを読む
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シャロン・テート事件にまつわる実話をベースにしつつ、落ち目の役者リック・ダルトンと彼のスタントを務めるクリフ・ブースというフィクションの存在をメインに据えた虚実が入り混じる話。ちなみにリックとダルトン>>続きを読む
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ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて観ました。
グリーナウェイの作品って「ZOO」ならシンメトリー、「コックと泥棒、その妻と愛人」なら色、「数に溺れて」なら数字という感じで、縛りというか>>続きを読む
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ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて4Kリマスターを観ました。
グリーナウェイの作品って「ZOO」ならシンメトリー、「コックと泥棒、その妻と愛人」なら色、「プロスペローの本」なら本という>>続きを読む
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台詞がかなり少なくて、説明っぽさも一切なし。音楽なし。カメラはたまに動くけど、基本的に固定式。ミヒャエル・ハネケやミシェル・フランコの系譜で、個人的に凄く好きなタイプの作品でした。
どういうことが起>>続きを読む
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エルヴィス・プレスリーに見初められて、普通の女の子がどんどんソフィスティケイトされていくさまは、まさにシンデレラストーリー的。兵役を終えてアメリカに帰国したエルヴィスから国際電話で「会いたい」と言われ>>続きを読む
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んもー、切なくて涙が出ました。
山田太一原作、大林宣彦監督による「異人たちとの夏」の舞台を現代のロンドンに移したリメイク。原作は未読ですが、大林版の映画は観てます。大林版にほぼ忠実な展開ですが、主人>>続きを読む
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アンドリュー・ヘイ監督、いい作品を撮るなぁ。
これって他人に自分の弱さを見せないことこそ強い人間だと強く思い込んでいた少年が、ラストでやっと再会できて受け入れてくれたマージー伯母さんに、自分の弱さや>>続きを読む
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あーん。これはスクリーンで、IMAXで観るべきでした。観てすぐにそう思いました。
なんとなく観るのを逃していましたが、ソフィア・コッポラの「プリシラ」に向けてやっと観ました。オープニングのWarne>>続きを読む
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観ようと思いながらずっと観てなかった作品。
ツッコミどころはたくさんありすぎるんだけど、とにかく一番のツッコミは、なんでマリー・アントワネットの話なのに英語を喋ってんだよという点。ずっと英語で喋りな>>続きを読む
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前作に続いて、父親リー役のジョン・クラシンスキーが監督ですが、1作目ラストで亡くなってしまったため監督に専念。
1作目では描かれていなかった1日目からいきなりスタート。といっても、いきなり訳のわから>>続きを読む
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いきなり事後89日目から描かれるので、いったい何が起きているのかとか、登場人物の素性が同時進行でだんだんわかっていくという演出。言葉を発することも説明っぽさもないのに、きちんと状況が把握できるようなス>>続きを読む
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金曜に出会って日曜に別れを迎える期限つきの恋愛だけど、たった2日間なのに凄く濃密な時間だなぁと思いました。短いけれど記憶に強く残る恋愛。
親しい友達だけにカミングアウトしているクローゼットなラッセル>>続きを読む
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存在は知っていたけど観たことがなかった作品。アンドリュー・ヘイによるリメイク「異人たち」のために一応チェックしておきました。
シナリオライターの原田英雄が12歳のときに死別した父母と再会するという奇>>続きを読む
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Filmarksの試写にて観ました。
「マジカル・ガール」がかなりツボだったスペインのカルロス・ベルムト監督の作品。相変わらず余白というか、観る側に嫌なことを想像させる「見せない演出」が多くて、観終>>続きを読む
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ロッタちゃんシリーズは、取り立てて大きな事件がないのがいいですよね。大騒ぎだけど平和な日々。
オリジナルは「はじめてのおつかい」より今作が先に公開されていましたが、クソガキっぷりはこちらのほうが凄か>>続きを読む
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「フォックスキャッチャー」を観てからこちらを観ました。「フォックスキャッチャー」ではデイヴ・シュルツの弟マークが主役となっていましたが、今作を観る限り実際にはマークは飛び抜けてジョン・デュポンのお気に>>続きを読む
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冒頭から空気感がホラーというかサスペンスなんです。画面も薄暗くて重くて。マークの家にかかってきたジョン・デュポンからの電話ですら、いい知らせのはずが不穏な雰囲気しか漂ってません。
この作品を観た後、>>続きを読む
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実話ベースなお話。プロレスに詳しくないから知りませんでした。
プロレス界最強のフォン・エリック一家に立て続けに降りかかる悲劇は、呪われているんじゃないかと思ってしまうのも納得ですが、呪いの原因となっ>>続きを読む
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駄作でもなければ、名作ってわけでもなく。でも、嫌いじゃないです。普通に面白かったです。これって「エスター」の監督のデビュー作なんですよね、そういえば。
もちろん蝋人形の館でもあるけれど、原題通り「蝋>>続きを読む
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いやぁ、こんなにもド直球なラヴストーリーで心が揺さぶられて、柔らか〜く心の奥深くまで刺さりまくるとは思ってもみませんでした。
難病や泥沼な不倫を絡めた超ドラマチック演出のラヴストーリーが多い中、そう>>続きを読む
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あの「オーメン」の前日譚。大きな括りとして僕は続編と捉えているのですが、やはり48年も前の超古典作品にそんな手の出し方をして大丈夫なのか?正直心配でした。「エスター」の前日譚「エスター ファースト・キ>>続きを読む