708さんの映画レビュー・感想・評価

708

708

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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.4

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4年前にアパートの住人6人を殺害したマルコムという死刑囚は、複数の人格が存在する「解離性同一性障害」で、嵐のモーテルでのシークエンスに登場する11人はすべてがマルコムの中に存在する人格。マルコムのどの>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.2

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評価が高かったのでかなり期待してハードル上げてしまったせいで、ちょっと肩透かし食らった感じ。もうひと捻りなどんでん返しがあるのかなと思ってしまいました。まぁ、普通に面白いです。

漫画と見せかけて現実
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

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原作は未読。「悪人」といい「怒り」といい、李相日監督の作品って、やはり熱量がかなり高くて、今回も観終わってかなり疲労感がありました。もちろん、悪い意味じゃありません。観る側の熱量も相当ですが、それ以上>>続きを読む

我々の父親(2022年製作の映画)

4.0

すんごい吐き気がしました。マジで。

映画のつくり話みたいだけど、すべて現実ということにゾッとしました。気持ち悪くて胸糞悪い。こんなの当事者だったら、事実を知った途端に気が狂いそうになるのも当然です。
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サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

3.9

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駄作。悲しいほどに駄作。だけど楽しめました。

名作を撮り続ける監督もいれば、駄作ばっかり撮ってる監督もいるけど、ダリオ・アルジェント監督は「サスペリア」という超名作からこういう駄作まで撮れちゃうんだ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

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病んだ母親を持つと、子供が苦労する。以上。

手法としては「透明人間」と同じ。見えないものに対する恐怖。そこに頭脳戦のようなものが必要とされます。「透明人間」は生身の人間ですが、こちらは人知の領域を超
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モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

1.5

ホラー馴れしすぎてるせいかもしれませんが、まったく怖くなかったです。

ストーリーもありがちだし、あら、それってどっかのホラーで見たぞと言わんばかりなシーン
や表現の切り貼り、凡庸なジャンプスケアを多
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

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飲み込まなくていいものは、飲み込まなくていいんですよ。

映像が綺麗。家自体が綺麗なんだけど、映像の撮り方が秀逸です。セリフも詰め込みすぎてなくて、行間で見せるゆとりある演出が好きでした。

飲み込み
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.0

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たとえという名の好きな男子が見向きもしてくれなくて、ひっそりと付き合ってる別なクラスの美雪という女子がいることがわかったから、美雪を寝取るというエグくこじらせまくった凄い女子、愛。原作は未読です。>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.2

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神とはなんぞや?信仰とはなんぞや?

超豪華キャストによるネトフリ映画。登場人物がそれぞれの物語を抱えつつ、その人たちが絶妙に繋がって物語が展開していく群像劇。相関図が欲しくなりました。

神や信仰が
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

4.2

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時代設定のせいもあるけど、こういう昔の映画がありましたと言われても、そのまま納得しちゃいそうなクラシカルな雰囲気。

ポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督が101歳のときに撮った作品だそう。定点
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

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M&M'sの自販機の会社へのクレームの手紙に、まったく関係ない自分の状況や心境のモノローグを延々と綴って何通も出すくだりと、ポエティックな邦題が悪い方向に相まってしまって、ついて行けずに拒否反応の方が>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

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「ブレアウィッチ・プロジェクト」が、いかに画期的な作品だったかをここでまた痛感。

「ブレアウィッチ」登場後、「REC」みたいな良作や駄作を問わず、とにかくいろんなPOVが量産されてきましたが、この作
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.2

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胸糞オブ胸糞。でも、大好きです。

前半で主人公 春花がひたすらいじめまくられて、後半でひとりひとりに仕返しをしていくというリベンジもの。ただし、前半でのいじめ方がいじめというよりもほぼ犯罪なので、ち
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

4.2

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え?これってニコール・キッドマンなの?!

っていうくらいの変貌っぷり。特殊メイクによるシミやシワ、クマのひどい顔。そして超エモーショナルな演技とハードなアクション。華やかで美しいいつものニコールっぽ
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.0

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リンプ・ビズキットのヴォーカルが、映画監督やってることを初めて知りました。「リンプ・ビズキットは好きか?」という唐突なセリフは、遊び心ってことだったんだな。

明らかに熱狂的なファンのムースの行動に非
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.5

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ダーレン・アロノフスキー監督のファンという歯科医の友達からおすすめされたので観ましたが、なかなか胸糞悪くてショッキングで、後味悪かったです。でも嫌いじゃないです。

未亡人のサラというひとり暮らしの中
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地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.5

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主人公の考古学者スカーレット。自分のことばかりで周りが見えないこのグイグイ突き進む感じは、絶対に牡羊座なんだろうと勝手に妄想。冒頭でジョージが言った「この女に関わらない方がいい」という言葉は大正解です>>続きを読む

モデル 欲望のランウェイ(2016年製作の映画)

4.0

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意外と面白かったです。サスペンスというカテゴライズはちょっと違うかも。

デンマークの田舎娘が、パリでモデルに成り上がろうとするお話。だけど、若さ爆発で感情的に突っ走りすぎて、もうグッチャグチャで成り
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.7

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「オールド・ボーイ」や「お嬢さん」のパク・ヌチャク監督のハリウッドデビュー作。映像や世界観は素晴らしいです。物語としてはツッコミどころチラホラでもの足りず。説明もちょっと足りない感じ。

インディアと
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.5

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ハ・ジョンウ主演のホラー。相変わらずかっこいい。ハ・ジョンウの困り顔や辛そうな顔を見てるとグッと来ちゃうんだけど、今回、所々で大鶴義丹かと錯覚するようなゲシュタルト崩壊が起きてしまいました。大鶴義丹も>>続きを読む

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.2

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よく知らない人物を、やたらと旅行や集いに誘わない方がいいですよ、ホント。

みんながみんな微妙に隠し事をしたり、その場しのぎの小さな嘘をついたり。でも、決して悪意からの嘘ではないものの、それが絶妙に悪
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.9

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自由を求めて抜け出そうと必死で掘っていた穴は、結局自分の墓の穴でした。

「世にも奇妙な物語」っぽいタッチと展開。一見奇妙ではあるものの、実は超現実的な世界を凝縮してデフォルメして描いて、超皮肉ってい
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不倫期限(2010年製作の映画)

4.0

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中年男性パウルが女性歯科医師と不倫をして、それを妻のアドリアナに告白した後、クリスマスの日に娘に告白しようとするところで終わる、至ってシンプルなストーリー。日本では劇場未公開のDVDスルーのルーマニア>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

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クリチャーを育て始めたティンヤを見てて、安達祐実主演「REX 恐竜物語」が過ぎったのは僕だけでしょうか。

母の期待に応えるために、ティンヤは押し殺してた自分をゲロとして吐き出し、そのゲロを餌にして、
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未成年(2018年製作の映画)

3.3

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父親が不倫をして悩んでいる女子高生と、その不倫相手を母親に持つ同じ学校の同級生。最初はいがみ合っていたものの、奇妙な友情が生まれて成長するという話。廊下での取っ組み合いの喧嘩は、さすが韓国っぽい血の気>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

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村上春樹の小説は一度も読んだことがないし、今後も読む予定はないけれど、何気に彼の作品の映画は観たくなります。「ドライブ・マイ・カー」も好きな映画です。

行間を読ませる仕掛けや演出によって、とにかくい
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

4.2

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境界線なんてものは、人間の勝手な都合でつくり上げた架空の設定。そんなことを感じさせられた作品です。

ピー信仰というタイのアニミズムが話の土台になっていますが、仏教やバラモン教の伝来以前からタイ族が信
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デッドリー・イリュージョン(2021年製作の映画)

2.5

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旦那と双子の子供たちがいる女流ベストセラー作家のメアリー。創作のスランプから脱出するために、派遣のベビーシッターを頼んだところ、有能なベビーシッターのグレースという清楚な女の子が来てくれたことで、見事>>続きを読む

ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰(2022年製作の映画)

4.6

あー、面白かった!Netflixのドキュメンタリーは本当にいい。物語の構成が本当に上手です。

アバクロ。かつて超大好きなブランドで、よく着てたよなぁ。アメリカに行ったときも、モールに連れて行ってもら
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美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

2.8

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美魔女母たちとイケメン息子たちのスワッピングロマンス。

ロズとリルという双子の姉妹のように子供の頃からずっと海沿いで過ごしてきた女友達。ロズにはトム、リルにはイアンという息子がそれぞれいて、生まれた
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.8

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このビッチっぷりはトップクラスかも。

介護という現代社会のテーマを取り上げつつもシリアスにさせず、薄っすらと程よくブラックコメディなテイストが根底に流れながら、スリラー的なストーリーが展開。いいテン
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ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2013年製作の映画)

3.0

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西島秀俊を韓国映画のメソッドで撮った、ワイルドな西島秀俊を愛でるためだけの作品。

派手なアクション、ヴァイオレンス、カーチェイス、そして日本の作品ではあまり披露されることのない西島さんの鍛え上げられ
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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

4.0

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ずっと一緒だと思っていた熟年の旦那から「好きな人ができた」と、いきなり別れをつきつけられ、介護していた高齢の母親は他界したナタリー。時代にそぐわないことを理由に、長年の付き合いの出版社からは契約を打ち>>続きを読む

光りの墓(2015年製作の映画)

4.5

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上書きできない、上書きしてはいけない土地の記憶。

その土地が持っている記憶や歴史というものに上書きしようとしても、簡単に上書きできる土地とできない土地があると思っています。たとえば神聖な場所だとか、
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望み(2020年製作の映画)

3.0

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加害者になっても辛いし、被害者になっても辛い。究極の2択。

子供役の岡田健史と清原果耶がとてもいい演技をしていたし、堤真一も髪ボサボサになりながらやつれまくって熱演してたのに、石田ゆり子はまったくや
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