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サムサッカーのkamのレビュー・感想・評価

サムサッカー(2005年製作の映画)
3.6
不器用で考えすぎで、コンプレックスいっぱいで、ありあまる力を内側にむけちゃってる思春期真っ盛りのジャスティン。ジャスティンは17歳になっても、親指を吸うのが癖でやめられない。それを父のマイクにも責められ、どんどん自分が嫌になって行く。。。

自分を自分のまま受け入れられることが、大人への第一歩だし、自分を高めていくために必要なプロセスなんだなぁ。

マイク・ミルズのアート要素は少なめ。依存症の時に、表現として少し使ったくらいだったかな。

最後のペリー(キアヌリーブス)が、ジャスティンに話をするシーンだけで見る価値があると思った。『自分が正解などと思うな。それは幻想だ。大切なのは答えなしに生きる力だ。』名言だと思う。深い。。。
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