えいこ

翼よ!あれが巴里の灯だのえいこのレビュー・感想・評価

翼よ!あれが巴里の灯だ(1957年製作の映画)
4.0
たまたまBSで鑑賞。
手作業満載の飛行機工場の様子や、職人気質の社長や設計士、空中サーカスの場面に「紅の豚」を思い出した。
出資者たちの人のよさそうな様子もよい。スピリット・オブ・セントルイス号のネーミングも外観も素敵。
出発してからの展開が長かったので、何が起こるのかドキドキしたが、懐かしい回想シーンがまた楽しく、合間に睡魔と闘ったり、蝿と話したり、怖ろしい展開でなく、ホッとした。アイルランドの城や原野、パリの夜景が美しくて感激。実際の偉業も素晴らしいが、善い人しか登場せず、ビリー・ワイルダーらしいよい映画でした。
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