ピクサー第11作目にして、長編第4作目。
とにかく最高!
大好きな作品です。
ピクサーの次なる挑戦は「毛」
今作のメインキャラクターのサリーは全身青い毛で覆われたキャラクターだが、このきめ細かい毛の1本1本をコンピュータグラフィックスで表現したことを考えると気が遠くなりそう。
ピクサーは前作の短編『フォーザバーズ』で「羽毛」の表現をしていたが、今回では細い毛を表現しており、羽毛表現よりも自然な描写になっている。
他にも今回は多種多様なモンスターたちが登場しており、画面の隅々を見ても楽しめる作りになっている。
マイクとサリーのでこぼこコンビも見どころのひとつで、『隠し砦の三悪人』を連想させるのも良い。
ジャズ調のオープニング曲や"If I Didn't Have You"も最高。
今作でもイースターエッグが隠されており、ブーの部屋に前作『トイ・ストーリー2』に登場したジェシーの人形やお馴染みルクソーボールがあったり、ランドールが送られた先に『バグズ・ライフ』に登場したトレーラーハウスがあったりする他に、次作となる『ファインディング・ニモ』からニモの人形もひと足先にお目見えしている。個人的にはゴミをプレスした立方体はウォーリーの伏線なのではないかと考えている笑
とにかく大好きな作品です。
ちなみにイエティが好き。
※Disney+で再鑑賞したところ、DVD版には収録されていたエンドロールのNG集が全カットされている。これは悲しい。
ここでは『トイ・ストーリー』からレックスが登場したり、”とにかくそれを送り返そう”を実際にミュージカルにしたり、マイクの母親が出たりと結構面白いだけに何故カットしたのか疑問に思う所存