こく

愛と死の記録のこくのレビュー・感想・評価

愛と死の記録(1966年製作の映画)
3.0
日本人的には真面目に観るしかないテーマ。被爆者ゆえ差別されるというケースは確実にあった。

とにかく吉永小百合が凄い映画。
仕上がりが凄い。演技的なスキルではない。むしろ演技は下手。ただ、美しい吉永小百合なんだよな。こんな女優なんで、今はいないのだろう。
ずっと日本映画に愛されているのもわかる。
 
あ、綾瀬はるかがギリギリこのラインかな。絶対に実在しない変な子の演技を止めれば、いけたかも。

「広島出身」と普通に県民がいえるようになった現代。まだまだ問題は多いけど、劇中の終戦後よりマシだよな。
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