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愛と死の記録のragaのレビュー・感想・評価

愛と死の記録(1966年製作の映画)
3.0
吉永小百合と渡哲也の悲恋物語。そこに広島の被爆という戦争の爪痕を描いている。若き二人の存在感は申し分ないが、気障でクサい台詞と大仰な演出とBGMがどうもいただけない。これは当時の時代性を意識するあまり後世の観客に違和感を感じさせてしまった事象。見応えのある撮影が印象深いだけに演出における独自性を優先すれば、時代を超える作品になったであろう。
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