大木茂

クリスマス・キャロルの大木茂のレビュー・感想・評価

クリスマス・キャロル(1984年製作の映画)
3.8
最っ高だわ
泣いた

ジョージCスコット(鼻はメイク?)っていうのも良いんだろうな
堅物であればある程に跳ね返りがすごい

話が綺麗に纏まってるしものすごく良く出来たプロットだわ
過去、現在、未来の幽霊の案内人ってアイデアすごいわ

過去ではなんでこんな頑固者になったのかって分かるし
父親、お姉さん、初恋の人っていうルーツを説明するし伏線にもなってる

現在では他人がどういう日々を過ごしてたりスクルージがどういう人間かを他の人の視点で教えてくる

未来は今のままでは悲惨っていう警告
マジで気まぐれな3人目は死神にしか見えん笑

これ子ども向け?にしてはホラー描写がちょっと怖いんだよな
テレビ映画にしては美術もしっかりしてるし
そしてなんかちょっとメリーポピンズに似てたな

これ全部たび終わったあとマーレーのフォローとかは無いんだな笑
この白、緑、黒の精霊たちってなんかのメタファーなのかなぁ?
早くに亡くなったお母さんとか
今まで無碍にされた人の怨念とか
あと死神とかね…

クリスマスキャロルって10本くらい映画あるけど多分全部観ても感動出来るだろうな
そして次の日から人に少し優しくなれると思う
大木茂

大木茂