はんそく負け

ビバリーヒルズ・コップのはんそく負けのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)
2.6
デトロイトの敏腕刑事・アクセルは、久しぶりに再会した悪友を目の前で殺されてしまう。彼は捜査から外されるものの、親友のため、独自に調査を開始するが…。

本作の序盤にこんなシーンがあります。

ビバリーヒルズの高級ホテルに赴いたアクセルが、「予約したのにそっちのミスで泊まれないだと!俺が黒人だからって差別するのか!」と喚き立てる。もちろん予約なんてしてません。それで上手いこと言いくるめ、破格の料金で泊めさせる…。

これはギャグなんでしょうか。いずれにせよ、弱者の立場を利用するウソというのはいかがなものかと思います。黒人差別に限らず、こういう描写はハッキリ言って不快です。まぁ逆に、そういうヤツがいることに対する風刺とも受け取れますが…。とにかくこのシーンが終始引っかかってしまい、あんまり楽しめませんでした。