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ボー・ジェストのアノのレビュー・感想・評価

ボー・ジェスト(1939年製作の映画)
4.7
ゲーリー・クーパーから宝石を盗もうとした兵士が袋叩きにされるときのアクションの滑らかさに慄く。
砂丘を転がり落ちていくロバート・プレストンを追いかけるレイ・ミランドの処理もちょっと他では見られないアクション演出。

敵役のブライアン・ドンレヴィ演じる鬼軍曹が半端じゃない悪役ぶりでたまらん。
上官が死んだ時の笑顔!死者への尊厳など微塵もない作戦!
極めつけの最終局面における笑いの強制は凄まじいの一言。

幼少時代から続く「海賊の葬儀」のセンチメンタルな演出も超一級。
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