認知症のおばあちゃんを演じる樹木希林さんがすごい。
マジで認知症の人にしか見えない。
リアルだ。
親が痴呆となり、世話をしていくことの大変さが、画面を通して伝わってくる。
実際はこの何百倍も大変だろう。
本作のケースの場合は、一緒に住んでいる人がたくさんいるので、大変さを分配し、支え合っている。
これが全部ワンオペなら、神経参ってしまう。
息子である役所広司さんは、介護はほとんどしていない。兄弟、子ども、お手伝いさん?に任せっきりである。
介護は一人では無理、という前提に立たないといけない。
まだおばあちゃんだから力は弱いけど、おじいちゃんだったらもっと大変なはず。体重も重いだろうし。
母親と息子の愛を描いているのだけど、とにかく痴呆のシーンが多すぎて、介護映画・リアルホラー映画にしか見えない。
自分の未来ももしかしたらああなるかもしれない。
ああ。
こえええーー!!😭
※アラフィフになったことで、このような日常を淡々と切り取った映画も観れるようになってきたなーと思う。