冷蔵庫とプリンター

ヨーク軍曹の冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

ヨーク軍曹(1941年製作の映画)
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確かに戦意高揚プロパガンダにも見えるが、前半でたっぷり時間をかけて、町の荒くれ者だった男が回心する様子を描いている。
戦争によって人を殺めることを聖書からどう正当化できるのか悩むシーンにもかなり時間をとっており、この時期(おそらく真珠湾攻撃より前)の、アメリカ(と書くと主語が大きい気もするが)の戦争に対する複雑な心境が窺える。

戦闘シーンのスペクタクルはかなりリアリティがあった。
撃たれた兵士が必ず手を挙げて半〜一回転してから死ぬのが、やや芝居がかっていたが。。