落伍者

ヨーク軍曹の落伍者のレビュー・感想・評価

ヨーク軍曹(1941年製作の映画)
2.5
「ハクソー・リッジ」みたいな話だがこっちも実話。あっちは二次大戦の沖縄戦、こっちは一次大戦のフランス、ムーズ・アルゴンヌ攻勢。飲んだくれの不良ゲイリー・クーパーに落雷が直撃、落馬し気絶するも生存、それを神の啓示として受け取り敬虔なクリスチャンになる(創作らしい)。徴兵忌避するも、上官にアメリカは自由を勝ち取るために闘ってきたのだと丸め込まれる。後はライフル手に西部劇風アクションで無双。ちょっと単純すぎやしないか。国策映画としても大成功。その年のアカデミー賞で主演男優賞と編集賞取ってる。英雄として帰国後、同じテネシー州議員として登場するコーデル=ハルって日本に最後通牒として「ハル・ノート」突きつけたルーズベルト時代の国務長官と同一人物だと鑑賞後に知った。
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