落伍者さんの映画レビュー・感想・評価

落伍者

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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

序盤あまりにもどこかで見たような話だったり、主人公の元映画監督が年老いてなお、過去の可能性に囚われていて憂鬱だったが、失踪した元役者の老成姿(アンソニー・クイン似)と、生前走馬灯をスクリーンで観る体験>>続きを読む

シャークストーム(2021年製作の映画)

2.5

海辺の別荘に台風とサメ。仲間が噛まれて怪我したり、病人の避難に手間取ったりしてる間に建物が水没する危険。それほどトンデモでもない。

ロボシャーク vs. ネイビーシールズ(2015年製作の映画)

3.5

Twitterを使いこなすロボシャーク。ネット文化に対する怨嗟の声が聞こえる。

シン・ジョーズ(2016年製作の映画)

2.5

サメが巨大化しないのは分かってないなあ。女性陣は美人だが。

MEGALODON ザ・メガロドン(2018年製作の映画)

2.0

駆逐艦でのアメリカ対ロシアの銃撃戦、というかサバゲー。時々サメ。

フィンガー5の大冒険(1974年製作の映画)

3.0

謎のバスケ対決(V3がダンクシュートを決める)。石ノ森章太郎一家も出演。

ゴーゴー 仮面ライダー(1971年製作の映画)

2.0

13話を無理やりブロー・アップしたので人物の顔が見切れてる。

地球へ・・・(1980年製作の映画)

3.0

この時代のワンカット長回しって海外アニメを見ているようでだいぶ不気味。後半の金田パートは活劇としてなら許容できる。

五郎正宗孝子伝(1917年製作の映画)

2.5

名刀「正宗」の作者である刀工、五郎入道正宗の幼少時代を基にした歌舞伎が原作。「おしん」みたいな。撮影が円谷英二の師、枝正義郎。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

アインシュタインとの会話の内容が明らかになった瞬間、彼は単に目の前のことにしか興味がない狂気の天才科学者等では無く、原爆投下によるアメリカの加害性とその後の開発競争からの終末危機に自覚的だったことが分>>続きを読む

豪傑児雷也(1921年製作の映画)

3.0

元祖特撮。尾上松之助が消えたり現れたり、ガマになったり。蛇、ナメクジを交えた三すくみの絵面が微笑ましい。

サラリーマン一心太助(1962年製作の映画)

2.5

コンピューター導入による合理化で冷食のセールス売り上げ増、それによる人間性の喪失といった、科学万能主義に懐疑的な筋書き。

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

3.0

ならず者でありながら、義理人情に篤いカーク・ダグラスが仁侠。映画自体は「荒野の決闘」の方が好み。

シェラマドレの決斗(1966年製作の映画)

2.5

イキってボコボコにされたりサソリに刺され、寝込んだりするマーロン・ブランド(ムチムチ)。手前に人物の顔置いて、奥行きのある画。

清水港に来た男(1960年製作の映画)

3.5

マキノ雅弘で片岡千恵蔵主演の「清水港」再映画化。大川橋蔵が勤王派の武士(桂小五郎のスパイ)。前半コミカル、後半シリアス仁侠。

フランキー&アリス(2010年製作の映画)

3.0

昔見たかも。実話。虐待でなくても多重人格になるのか。ハル・ベリーの猫なで声演じ分けより精神科医(ステラン・スカルスガルド。役者一家)の地に足ついた誠実さに惹かれる。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

原作だともうひと捻りあって面白いのだが、無垢なる人造人間による女性の解放という、一番やりたかったであろうテーマがぼやけるので省かれたのだろう。それでもあくまでも男性主導の女性物語という気がする(それを>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.0

「世の人々は物語に明確な結末を求めすぎ、現実はもっと曖昧模糊としたまま死ぬまで猜疑心に取り憑かれるじゃないか」がコンセプトだとしたら一理ある。

どうぶつ宝島(1971年製作の映画)

3.5

宙に舞う宝の地図をめぐる豚海賊たちとのドタバタアクション。

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

3.5

これを絶賛する三島由紀夫のことはよく分からないが、死神ばりに周囲に死を振りまく鶴田浩二は面白い。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.0

リベラル層の中で成功出来ず、ラップが好きでギャングスタないかにもな黒人にもなれない主人公。結局家族の話になるのも逃げのような気も。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.0

犯行の動機が後出しなので、犯人捜しの作劇は割とどうでもよさそう。冒頭のブラックフライデー暴動と人間生きたまま丸焼きで元が取れる。

ジェサベル(2014年製作の映画)

2.0

父親が焼け死ぬとことブードゥー教要素は好みだが、オチが酷い。

愛の砂丘(1953年製作の映画)

3.0

この時代老人ホームなんて無いだろうから、在宅介護が当たり前だったのだろう(同年公開作に「東京物語」、「晩春」は49年だ)。滝沢修が物分かりのいい老人なので、特にドロドロせずに終わる。

フラガール(2006年製作の映画)

2.5

昭和40年代に田舎でハワイだフラダンスやろうという発想がすごい。ストリップと同一視されてるし。夕張に行った蒼井優の親友のその後を想う。

おかしな奴(1963年製作の映画)

3.5

渥美清も女性陣も良いのだが、一番は優しい兄弟子の佐藤慶。しんみりする。

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.5

黒人家庭で、息子が父親を性的に虐待しているのが絶妙な匙加減。ギャグとシリアス、ホラーの塩梅は初期作から変わっていない。オチが尻すぼみなところも。

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