落伍者さんの映画レビュー・感想・評価

落伍者

落伍者

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

2.5

山火事で殺人事件を隠蔽する暗殺者コンビというアイデアが、浅井蓮次「バイオレンスアクション」の台風の中、事故死に見せかけて標的を殺す人狩り猟師たちみたいで良かった。

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.0

アドリブ臭いと思ったらやはりそうだった。カサヴェテス自身、即興演技の出演作あるから好きなんだろうし、そのほうが自然な演技が出来る(はず)というメソッドがあるのだろうが、分かってしまうと此方が付き合わさ>>続きを読む

ホーリー・スモーク(1999年製作の映画)

3.0

カルト宗教にハマったケイト・ウィンスレット(おっぱい出して体張ってる)の洗脳を解く話かと思いきや、ハーヴェイ・カイテルの女装レズ映画だった。唯一無二。

ランブリング・ローズ(1991年製作の映画)

2.5

珍しくデュバルが善人。ローラ・ダーンの育ちのよくなさそうな笑顔がリアル。役者凄い。

コロンバス(2017年製作の映画)

4.0

純文学っぽい家族の話とお手本のような構図。実際行ってみたらつまらない町なんだろうなと思わせてくれるところも最高。つまり映画でしか成しえない、映像の魔法。

ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦(1972年製作の映画)

4.0

大会が開かれること自体、カウボーイが廃れてるということなんだろう。日本でいえば侍が居合したり忍者が手裏剣投げてるようなものか。よく言えば冒険心を忘れない親父と、彼の血を受け継いでいるマックィーンの親子>>続きを読む

狂ったバカンス(1962年製作の映画)

3.5

カトリーヌ・スパーク目当てで若者グループに交じるいい年したおじさんが惨めで、辛くならないのかと思うが、段々と可愛く見えてくるコメディ。妻子持ちの39のおっさんが16の女に惹かれるってイタリアだからアリ>>続きを読む

フィツカラルド(1982年製作の映画)

3.5

山越えの辺りから劇映画とドキュメンタリーが混然一体となる不思議体験。物足りない気もするが、当初の夢からは小さくなったが、やりたいことを一部叶えたクラウス・キンスキーの笑顔を見れば素直によかったねと思え>>続きを読む

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

3.5

影の使い方が古典的で良き。ドン・シーゲル版あんまり覚えてないが結構リスペクトしてると思う。陰謀論や誇大妄想すれすれの世界がだんだんと狂っていく感じが一番出てる。

百日のセツナ 禁断の恋(2012年製作の映画)

1.5

映画館でセックスするとこや吸血鬼と神父の交流は良かった。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

優男を僻んでいたら思いが通じたのか、結果ろくでもない奴だったので嬉しい(単純)。台詞だけで彼女にとってどれだけ大切な存在だったかが分かる自殺した友人。お決まりのパターンを一々外していく脚本は良いな。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.0

編集凝っていて作画も良いが、それでありきたりの話は面白くならない。映画の尺90分に拘ってたが体感90分以上だし、実際の上映時間が長くてもそれを感じさせない面白さが一番大事なのでは。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

4.0

俳句や動画配信等の自分の世界を持っていて、かつ近所にショッピングモールがあるレベルの程よい地方に住むことこそが身の丈に合い、充実した人間の生き方なのではないかと錯覚しそうになる。知り合い少ないSNSの>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

監督の俺は顔出しして性癖晒しながら映画作ってるんだからお前らも実名で歌なり何なりの実力で天下取ってみろよという挑戦と受け取った。主演のやや鼻にかかった歌声と、キャラデザや作画にジン・キムやカートゥーン>>続きを読む

彼女(2021年製作の映画)

1.5

ワンパターンな逃避行モノの上に主演の2人が綺麗に撮れていないのが致命的。水原希子が猿みたいだ。

ルバング島の奇跡 陸軍中野学校(1974年製作の映画)

3.5

憲兵隊や銃後の国民に身分を明かせず、嬲り殺しに合うスパイたち。

喜劇 競馬必勝法(1967年製作の映画)

3.0

釣りバカの競馬版。谷啓の妻役の白川由美が綺麗に撮られていて眼福。

怪談お岩の亡霊(1961年製作の映画)

3.0


若山富三郎の外道で暴力的な伊右衛門、良くも悪くも東映って感じ。

青いガーディニア/ブルー・ガーディニア(1953年製作の映画)

3.0

外からの明かりのみで人物のシルエットが際立つ新聞社のデスク、垂れ下がる受話器、割れる鏡で蘇る記憶。

生れながらの殺し屋(1947年製作の映画)

3.0

御しやすそうで制御の利かない殺人マシーンローレンス・ティアニー。

嵐電(2019年製作の映画)

2.0

現実と虚構が一緒くたになる小さな話(地域振興映画)は好きだが、中盤からの下手糞な芝居に逃げるのが許せず。

天地創造(1966年製作の映画)

3.5

神がアブラハムの息子イサクの生贄をキャンセルするまで。箱舟のセット(ジョン・ヒューストン本人がノア演ってる)や大勢のエキストラ見てるだけでも楽しい。

わたしたち(2016年製作の映画)

3.5

全然好きな題材じゃないが、思わず自らの小学校時代を追想してしまうほどディテールと嫌さ加減が凄まじい。

下女(1960年製作の映画)

3.5

じわじわと日常が壊されていく系って自分の人生と密接に結びついてるだけに忌避感あったが、これは極端で楽しめた。扉開けたら煙草くゆらせながら突っ立っている下女の初登場シーンからもう、怖い。目玉ぎょろぎょろ>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.0

良くも悪くも普通。KOMは話無茶苦茶だったけど構図や見せ方上手かったんだな。アメコミを忠実に実写化したかのような人間臭い表情して、CGの技術が進歩したのか夜や雨で誤魔化さずに太陽の光の下堂々と戦う怪獣>>続きを読む

テオレマ(1968年製作の映画)

3.5

面白いけど余りにもそのまんま過ぎて想像の余地は残されていない。

ガラスの墓標(1969年製作の映画)

1.5

雰囲気映画。美男美女が取り合うほどセルジュ・ゲンスブールってイケメンでもないような気が。

赤塚不二夫のギャグ・ポルノ 気分を出してもう一度(1979年製作の映画)

2.0

助監督に滝田洋二郎。体張った女性陣と、とぼけた赤塚不二夫の意外と自然な演技以外は見どころ無し。

イヴの総て(1950年製作の映画)

2.5

ラストの彼女のような人間はブロードウェイの世界に大勢いると思わせる鏡の使い方を見て、何が何でも栄光を掴んでやろうと策をめぐらすアン・バクスターをアメリカ人は善悪の評価関係なく普通に称賛してそうだと思っ>>続きを読む

間違えられた男(1956年製作の映画)

3.0

前半の仮釈放までの間に主観ショットやヘンリー・フォンダにカメラ寄せることで見る側にも当事者感というか、共犯性が出る。ただ彼の怯えた表情だけでは持たないと思ったのか、妻が心病むシーンで一旦燃料が投入され>>続きを読む

ズームアップ 暴行白書(1981年製作の映画)

2.5

自分の家にわらわらと暴走族が入ってきたあたりが嫌さの極みで、これから風祭ゆきがどんな酷い目にあうんだとワクワクしてたら、只酒飲んで踊ってるだけなのであまり盛り上がれず。セックスと引き換えにネガを素直に>>続きを読む

東京不穏詩(2017年製作の映画)

2.0

田舎帰ってから失速。あのスクワット親父はキャラ立ってるが。

宇宙快速船(1961年製作の映画)

3.5

助監督に佐藤純彌。なんかウルトラマンとかで見たことある建物な気がすると思ったらやはり同じ建物らしい(川崎の長沢浄水場。吉田喜重「煉獄エロイカ」のロケ地でもあるらしい)。破壊されるビル群のミニチュアと逃>>続きを読む

>|