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ヨーク軍曹のlemmonのレビュー・感想・評価

ヨーク軍曹(1941年製作の映画)
4.0
人は常に考え、悩み生きる。

主人公アルヴィンヨークを通じて、何事にも裏と表があり、片側から見ただけの評価をしてはいけないと思わせられる。

人を殺める行為。それ自体には否定的なヨーク軍曹。では、なぜ戦争に出向きそれをするのか。正しい答えはないが彼なりに解釈して、考え抜いた末、信念を持って行動する。


第一次世界大戦の英雄。
伝記ものでよくある、やり遂げた成果にフォーカスを当てすぎて、主人公の姿形が見えてこないことは本作ではなく、前半にヨークの人となりをじっくり見せてくれていて、それがまた後半に効いてくる。

息詰まる戦闘シーンの中、七面鳥🦃のくだりは個人的には良かった。


ヨーク演じるゲイリークーパーは一世一代の当たり役。とにかくデカいのと、ほんわかした雰囲気がマッチしてた。
ジョーンレスリーは16歳。死ぬほど可愛い😍。
演技はまだガチャガチャしてるが、初々しい田舎娘ということで十分魅力的。


本作観ていると「信じるものは救われる」もありかなあと思わせられる。
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