人は常に考え、悩み生きる。
主人公アルヴィンヨークを通じて、何事にも裏と表があり、片側から見ただけの評価をしてはいけないと思わせられる。
人を殺める行為。それ自体には否定的なヨーク軍曹。では、なぜ戦争に出向きそれをするのか。正しい答えはないが彼なりに解釈して、考え抜いた末、信念を持って行動する。
第一次世界大戦の英雄。
伝記ものでよくある、やり遂げた成果にフォーカスを当てすぎて、主人公の姿形が見えてこないことは本作ではなく、前半にヨークの人となりをじっくり見せてくれていて、それがまた後半に効いてくる。
息詰まる戦闘シーンの中、七面鳥🦃のくだりは個人的には良かった。
ヨーク演じるゲイリークーパーは一世一代の当たり役。とにかくデカいのと、ほんわかした雰囲気がマッチしてた。
ジョーンレスリーは16歳。死ぬほど可愛い😍。
演技はまだガチャガチャしてるが、初々しい田舎娘ということで十分魅力的。
本作観ていると「信じるものは救われる」もありかなあと思わせられる。