真鍋新一

ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街の真鍋新一のレビュー・感想・評価

2.8
アクションはすごい。たぶんベルモンド本人がちゃんとやってて、いかにも運動に向かなそうな革靴を履いてビルから落ちそうになったり、走る電車の上で障害物をよけたりする(死ぬぞ)。

しかし映画全体としてはベルモンドのキャラに頼りすぎで、事件を追う刑事も、追われる犯人も行動も動機も行き当たりばったり。筋運びのテンポが悪すぎで相当しんどかった。たぶんテレビの2時間枠用に30分くらいカットして吹替で観たら傑作になるパターンだと思う。
真鍋新一

真鍋新一