どんでん返し耐性が少なかった頃に鑑賞して「どんでん返し!衝撃のオチ!」という煽り宣伝を知らなかったらもっと気に入ってたかもという作品の1つ。過剰宣伝の被害者。
オチもすぐ読めてしまった。
どんでん返し映画は鑑賞前の状態により、
自分の中で大傑作になったり凡作になったり駄作化する怖い様も持ち合わせている。
劇中に使われている印象的なペンデレツキの『交響曲第3番:パッサカリア–アレグロ・モデラート』は、不気味感の演出に一役どころか五役ほど買っていて良かった。好きな作曲家。
でも他の鑑賞済みマーティン・スコセッシ作品もそこまでハマらなかった。
雰囲気は好きな作品なので初見の気持ちになれないけどまた観てみようかな。